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「2018 FIFAワールドカップ ロシア大会におけるメディカルサポート」
池田 浩(順天堂大学整形外科 准教授)
第1回 東京国際スポーツメディスンイノベーションフォーラム
ATHLETES’TRUE FEELINGS
日本列島を熱狂させたロシアW杯サッカー日本代表の帯同レポートを、日本代表チームドクターであり日本サッカー協会医科学委員長である池田浩先生にご講演いただきます。メディカルサポートの現状と選手の実際の様子などリアルな舞台裏をお話しいただけるものと期待しています。
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池田 浩(順天堂大学整形外科 准教授)
2018 FIFAワールドカップ・ロシア大会におけるメディカルサポート
2014年7月、日本サッカー協会医学委員会に提出された2014 FIFAワールドカップ・ブラジル大会のメディカルレポートには下記のまとめが綴られていた。 「2010年9月のチーム立ち上げ以降、このチームには、怪我の状態や血液検査の結果などから選手のコンディションを客観的に評価して、その結果に基づいて個別の対応(別調整など)を図るというコンセプトがあり、アジア予選も含めて多くの結果(勝利)を導き出してきた。しかし、ワールドカップ本大会に限ってみると、シーズン終了直後の海外組、シーズン開幕3ヶ月後の国内組、そして怪我からの復帰組というコンディションの異なる選手達に、ほぼ同一のトレーニングを課したことは、4年間に積み上げてきたものとは異なる対応だったと言える。そこには、ドクターも含めてチームスタッフの多くがワールドカップ初出場という経験値の問題があったと考える。」 今回、2018 FIFAワールドカップ・ロシア大会におけるメディカルサポートについて報告する。
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朝日健太郎(元ビーチバレー日本代表選手)
岡崎朋美(元スピードスケート日本代表選手)
中田浩二(元サッカー日本代表選手)
元日本代表のトップアスリート3名をお招きして、今だから話せる現役時代のケガやその時の苦悩、体調管理とその秘訣など、本音のトークをお願いする予定です。
パネリスト
元ビーチバレー日本代表選手
昭和50年9月19日生まれ
【経歴】
【現在の主な役職】
パネリスト
元スピードスケート日本代表選手
1971 年北海道生まれ。
【プロフィール】
富士急行スピードスケート部に所属し、1998 年の長野オリンピックでは堂々の3位入賞を果たし銅メダル獲得。「朋美スマイル」というキャッチフレーズとともに、日本女子スピードスケートのエースとして世界に知られる存在となる。
2002年のソルトレイクシティオリンピックで当時の女子 500mの日本記録を樹立し、2005年1月には通算7度目となる日本記録更新を達成するなど、女子スピードスケート界を牽引する選手として不動の地位を築く。
2006年のトリノオリンピック、2010年のバンクーバーオリンピックと5大会連続で出場した。
現在、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属し、様々なメディア、スポーツイベント、講演活動で活躍中。
パネリスト
元サッカー日本代表選手
1979年7月9日生まれ。
【プロフィール】
滋賀県出身。元サッカー日本代表。帝京高校を卒業後、鹿島アントラーズへ加入。主にボランチ、センターバックとして活躍。在籍中にJリーグ年間チャンピオン5回、ヤマザキナビスコカップ(現・YBCルヴァンカップ)4回、天皇杯2回など、数多くのタイトル獲得に貢献する。日本代表として2002年ワールドカップ・日韓大会、2006年ワールドカップ・ドイツ大会に出場。2004年に欧州移籍を果たし、マルセイユ(フランス)、バーゼル(スイス)でプレー。2008年に鹿島アントラーズへ復帰し、2014年シーズン限りで現役を引退。Jリーグ通算266試合33得点、国際Aマッチ通算57試合2得点。2015年より鹿島アントラーズのC.R.O(クラブ・リレーションズ・オフィサー)に就任し、スポンサー、パートナー、サポーター、行政機関などのステークホルダー(利害関係者)とクラブをつなぐ役割を担う。サッカー解説者としても『やべっちFC』(テレビ朝日系)などに出演。