Premier Lecture

Premier Lecture

プレミア講演

スポーツの力を考える

  • 河野 一郎

    スポーツの力を考える

    河野 一郎
    (日本ラグビー協会 顧問)

  • 福林 徹

    スポーツの力を考える

    福林 徹
    (東京有明医療大学 教授)

  • 坂根 正孝

    スポーツの力を考える

    坂根 正孝
    (医進伝新 代表)

第2回東京国際スポーツメディスンイノベーションフォーラムの最後のセッションは、河野一郎先生のプレミア講演です。先生は日本のスポーツ医学の礎を築き、今日の発展を担ってこられました。また医学のみならずスポーツ行政全般にも深くかかわっておられ、ラグビーワールドカップ、東京オリンピックの日本誘致の中心としてご活躍されました。現在は、ラグビーワールドカップ2019組織委員会事務総長代行、オリンピック組織委員会の副会長、また日本ラグビー協会会長特別補佐、日本アンチドーピング機構理事,等々の要職をお務めです。
2019年ラグビーワールドカップ、2020東京オリンピック・パラリンピック、2021ワールドマスターズゲームと世界的なスポーツの祭典が続くゴールデンスポーツイヤーズが始まっている日本で、スポーツ医学のさらなる発展の基盤期間として期待される一方で、単なるお祭り期間として終わり、「祭りの後症候群」に陥った日本は不況になるのではという危惧も一部にあります。
講演では、本来「スポーツの持つ力」とは何なのか?2021以降の日本社会に「スポーツの力」をどのように生かしていくのか?についての多くの示唆と提言をいただける事と思います。

スポーツの力を考える
河野 一郎(日本ラグビー協会 顧問)

河野 一郎(日本ラグビー協会 顧問)

現代社会におけるスポーツは、驚異的な発展を遂げている。極めて大きな社会的影響力をもつに至った。今やスポーツは、政治的、経済的、さらに文化的にも、人々の生き方や暮らし方に重要な影響を与えている。しかし、スポーツはときに人々の行動にネガティブな影響をもたらす。例えば、フーリガンやドーピングそして八百長などである。スポーツはときに様々な健康被害をもたらす。スポーツ医学にかかわるものが、スポーツの発展、役割を理解することは重要である。スポーツのポジティブな力を活用し、スポーツの発展を人類社会が直面するグローバルな課題の解決に貢献するよう導くことは、未来へ向かう第一歩となる。

Sport, in modern society, has achieved remarkable progress in itself. Sport has gained an extremely powerful social influence. Sport exerts great influence on our political, economic, and cultural life and our lifestyles. Sport often exerts negative influence, such as hooligan, doping and match fixing. Sport often poses various health problems. Those involved in sport medicine has to understand development of sport and development through sport. It is the immediate responsibility of those involved in sport to utilize this positive and potential power for the common good.

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東京国際スポーツメディスンイノベーションフォーラム

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